【テニス】錦織がベルダスコを逆転で下し、初のベスト16進出…「苦手な相手と苦手なコートでよく勝った」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【テニス】錦織がベルダスコを逆転で下し、初のベスト16進出…「苦手な相手と苦手なコートでよく勝った」

スポーツ 短信
錦織圭(2015年3月16日)
  • 錦織圭(2015年3月16日)
  • 錦織圭(2015年3月16日)
  • フェルナンド・ベルダスコ(2015年3月16日)
テニスのBNPパリバ・オープンは3月16日、男子シングルス3回戦が行われた。錦織圭はフェルナンド・ベルダスコに6-7、6-1、6-4で逆転勝ちし、4回戦に駒を進めた。

錦織の相手は過去2戦2敗のベルダスコ。加えてインディアンウェルズのサーフェスでは、プレースタイル的に錦織よりもベルダスコのほうが力を発揮する。苦戦が予想された試合は第1セットから、互いにサービスゲームをキープしてタイブレークにもつれ、接戦の末にベルダスコが取った。

ファーストセットダウンから追い上げたい錦織は、第2セットの頭からギアを上げていく。第2、第4セットで相手のサービスゲームを連続ブレークし、自身のサービスは落とさず6-1で押し切った。

第3セットも第1ゲームで早々とブレーク。ベルダスコも粘ってついていくが、サービスゲームをブレークさせなかった錦織が、そのままゲームカウント6-4で2セット連取。逆転で自身大会初となる4回戦に進出した。

レフティのベルダスコが放つボディ狙いのサーブに手を焼いた錦織。強敵相手の逆転勝ちにファンは、「これだけ逆転勝ちが多いと相手はセット先取しても落ち着かないよね」「もっとスムーズに勝ちたいけど、簡単に勝てないのがテニス。多少苦戦した方が調子上がるかも」「苦手な相手と苦手なコートでよく勝った」など、次の試合にも期待する。

インディアンウェルズで初のベスト16に進んだ錦織。次の試合に勝てば、準々決勝はおそらくアンディ・マレーとの試合になる。そして準決勝は世界1位のノバク・ジョコビッチが上がってくるだろう。

《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top