21日、阪神はDeNAとオープン戦で対戦。阪神の1番に座った鳥谷が2本の二塁打を放つなど躍動。他球団007も新たな1番・鳥谷に警戒した。
初回にいきなり二塁打を放つと、3回には技ありの流し打ちで二塁打。選球眼も良く四球も選べる鳥谷が1番に入ることで、打線のつながりがさらに増す。鳥谷は第3回ワールド・ベースボール・クラシックの侍ジャパンでも1番に入るなど、先頭打者としての適性はかねてから評価されていた。
鳥谷に対しては、「鳥谷が1番ってのはシーズン通して試してほしいと思う。クリーンナップはゴメスとマートンに任せておけばいい。あとは福留がしっかりしてくれれば」「1番鳥谷、2番に西岡って強力だな。期待できる!」「鳥谷は足が速いんだから、もっと盗塁もしてほしい」など、和田監督が掲げる新オーダーに対する期待は高まっている。
盗塁王を何度も獲得した元阪神の赤星氏も、「純粋な足の速さだったら鳥谷の方が僕よりも速い」と、その脚力に太鼓判。第3回ワールド・ベースボール・クラシックの台湾戦でみせた電光石火の二盗は野球ファンの記憶にも新しい。
開幕に向けて順調な仕上がりをみせる鳥谷。昨季逃した日本一達成のためには、虎の主将の攻守にわたる貢献が絶対不可欠だ。
《浜田哲男》
page top