2015年UCIトラック世界選手権フランス大会2日目の2月19日、女子団体追い抜きの決勝が行われ、オーストラリアが世界新記録で優勝した。
4人で4kmを走る女子団体追い抜き。決勝はこの種目4連覇中のイギリスとオーストラリアの対戦。オーストラリア(アネット・エドモンソン、アシュリー・アンクディノフ、エイミー・キュア、メリッサ・ホスキンス)は、イギリスが持っていた世界記録を約3秒上回る4分13秒683を叩き出し、金メダルに輝いた。銀メダルのイギリスは、4分16秒702。
3位決定戦はカナダがニュージーランドに勝利し、銅メダルを獲得した。
日本(塚越さくら、上野みなみ、加瀬加奈子、小島蓉子)は、前日の予選で4分35秒929の12位に終わった。
オーストラリアのキュアは「過去数カ月間、私たち4人全員が徹底的にトレーニングを積んできました。彼女たちと一緒にこの特別な瞬間を共有できるのは格別です。これ以上のものは望めません」と喜びを表した。
そして「過去数年間、圧倒的だったイギリスを破りました。私たちはずっと彼女たちを上回ろうと頑張っていました。彼女たちは血のにじむような努力をしてきたし、すばらしい世界記録も打ち立てました。彼女たちを倒すのは大変だったけど、私たちはやってのけたんです」とライバルを破ったことに感無量の様子だった。
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