2015年UCIトラック世界選手権がフランスのサンカンタン・アン・イヴリーヌで2月18~22日に開催され、19の種目で新たな世界王者が誕生する。その前に、自転車競技の中でも120年以上の歴史を持つ最古の世界選手権の歴史トリビアを紹介しよう。
・トラック世界選手権第1回大会は、1893年にアメリカ・シカゴで開催された。
・1900年にUCI(国際自転車競技連合)が設立されると、同年UCIが世界選手権の運営団体を引き継いだ。この年はフランス・パリで開催された。
・UCIトラック世界選手権は自転車競技の中で最古の世界選手権である。2番目に古いのはUCIロード世界選手権で、第1回大会は1921年である。
・1939年のイタリア・ミラノ大会は、第2次世界大戦の勃発により中止となった。
・1958年のフランス・パリ大会では、初めて女子選手が参加した。
・この年はプロ男子が3種目、女子が2種目だった。現在は19種目でタイトルが争われている。
・フランスでトラック世界選手権が開催されるのは、2015年で15回目である。前回は2006年のボルドー大会だった。
・1993年まではアマチュアとプロは別の大会に参戦していた。最初の「オープン」世界選手権は、ノルウェー・ハーマル大会だった。
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