センチュリオンのハイパードライブにまたがって、圃場へ向かう。
自然農法家として、成果を上げることができなかった2014年。唯一自慢できることは、師匠とともに作ったトマトがある美術館のレストランで使っていただけたことぐらいだった。
塩見直紀さんが提唱する「半農半X」や若者の農業回帰がブームになりつつある。
都市に住みながら、自然農法を推進するNPOで働きながら、どのようにして農業の形を作り出すのかというチャレンジを続ける。
2015年は、自然農法でのお米作りとお茶作りに取り組む。
お茶の本場宇治でお茶畑を借りられることになった。本場で作る自然農法のお茶とはいかなるものか。もう一つは、古代米だ。師匠がずっと籾を取り続けてきた、古代米を引き継ぐことになった。一般的なうるち米から比べると、色が黒く、香りが強い。奈良で秘かに作り続けられてきた古代米に挑戦する。
今年は、もっと自転車に荷物を載せれるように。
《》