アルゼンチンの2015年ツール・ド・サンルイス、昨年のこのレースを制したナイロ・キンタナ(コロンビア)だが今年は総合3位と連覇を逃した。
国際的にはほぼ無名のアルゼンチンのダニエル・ディアス(ファンビック)、コロンビアのロドルフォ・トーレス(チームコロンビア)の後塵を拝したキンタナだが「総合3位は適格だよ。上位2人がよかった。彼らを倒そうとしたけど、できなかった。でも、満足している。このレースは2度目だけど、去年は勝って、今年は3位だからね。ここの人たちは、さらに僕を応援してくれた」と結果に納得していた。
昨年のブエルタ・ア・エスパーニャは肩甲骨骨折でリタイアしたキンタナ。このサンルイスが、それ以来のレースとなったが、パワーなどの数値は順調な調整を示していると語る。
「さらに多くの選手がステージ優勝を欲しがり、総合優勝を欲しがった。僕は獲れなかったけど、落ち着いている。去年のブエルタ・ア・エスパーニャからレースしていなかったけど、データは去年ここで首位だったときと同じだからね」
キンタナはしばらく南米に残り、2月8日には母国コロンビアのロード選手権に参戦。その後ヨーロッパへ渡り、スペインのアンダルシア一周に出場する。7月には最大の目標であるツール・ド・フランスに挑む。
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