1月24日、ヤンキースの田中将大投手が、球団を通じてマーリンズへの移籍が決まったイチローに関して、「1年間、貴重な時間を過ごせた」などとコメントした。
メジャー挑戦1年目となった昨季は、投手陣に黒田、打撃陣にはイチローがいた。田中の開幕からの目覚ましい活躍の背景には、少なからず両日本人選手のサポートがあったはず。だが、広島へ復帰した黒田に続き、イチローのマーリンズへの移籍も確定。2年目となる今季は、さまざまな意味で田中の真価が問われるシーズンとなるだろう。
これを受けて、「二人とも抜けて、マー君寂しくなるよな」「マー君に2年目のジンクスは関係ない!ケガの回復具合もいいみたいだし、15勝はしてくれると思う」「イチローとの対戦も楽しみ」などとファンはコメント。
2年目とはいえ、田中はヤンキースの投手陣でもはや大黒柱として期待されている。昨季はシーズン後半にケガで離脱したが、シーズン当初の活躍はメジャーのファンに強烈なインパクトを残した。
「今年はキャンプでどんどん投げる必要もない」と、マイペースでの調整を示唆。田中がシーズンを通してローテーションを守れるか否か、どれくらい貯金をできるかが、ヤンキースの成績を大きく左右するだろう。
《浜田哲男》
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