【ツアー・ダウンアンダー15】エバンスは2位に満足「チームメイトに手を貸したい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツアー・ダウンアンダー15】エバンスは2位に満足「チームメイトに手を貸したい」

スポーツ 短信
ツアー・ダウンアンダー15、第2ステージ
  • ツアー・ダウンアンダー15、第2ステージ
  • ツアー・ダウンアンダー15
  • カデル・エバンス(BMCレーシング)
オーストラリア人として初めてロード世界選手権、ツール・ド・フランスを制したカデル・エバンス(BMCレーシング)だが、地元オーストラリア最大のレース、ツアー・ダウンアンダーのタイトルはまだ手にしていない。

2014年はわずか1秒差で総合2位に終わり、惜しくも優勝を逃した。2015年2月1日に引退を予定しているエバンスにとって2015年が最後のチャンスとなるが、1月22日の第3ステージは結果的に若きチームメイト、ローハン・デニスに勝利を譲るかたちとなり、自身は2位でゴールした。

エバンスは「僕たちには2つの作戦があった。でも、可能なときはチームメイトに手を貸したいと思っているんだ。だから、ローハンとピーター(ステティナ)にどこかでアタックするチャンスを与えたかった。あの動きは僕たちにとってよかった。ローハンは喜んでいると思うよ」と、自らの悲願達成よりもチームメイトの勝利を喜んでいる。

これで総合順位でもデニスが首位に立ち、エバンスが7秒差の2位で続いている。

エバンスは「僕たちは今の順位に留まりたい。簡単じゃないし、まだこの先レースはたくさんある。今日、誰を注意すべきか絞り込むんだ」とあくまでもチームとしての成功を優先している。
《》

編集部おすすめの記事

page top