マレーシアのステージレース、ツール・ド・ランカウィの2015年のコースが1月21日に発表された。マレーシアの人気リゾート地、ランカウィ島をスタートし、終盤にはゲンティン・ハイランドへの頂上ゴールが2日連続で登場するエキサイティングなレイアウトとなっている。
2015年で第20回を迎えるツール・ド・ランカウィは、UCIアジアツアーの中でも最高峰の2.HCカテゴリーに分類される。ヨーロッパからトップチームが参戦するほか、日本チームや日本人選手も過去に活躍してきた。
2015年大会は3月8～15日の開催。2010～14年は全10ステージだったが、2015年は全8ステージに短縮される。
総距離は1104.9km。レースの原点に戻り、過去に好評だったコースを復活する。
レース発祥の地のランカウィ島で開幕し、その後はマレー半島を横断しながら、時計回りに一周する。スプリンター向きの平坦ステージをはさみつつ、第6ステージではゲンティン・ハイランドを東側からカラクまで上り、続く第7ステージでもゲンティン・ハイランドを西側から上る頂上ゴールの決戦ステージとなる。
最終日は首都クアラルンプールにゴールする。
ツール・ド・ランカウィCEOのダトゥクマリク・ミディンは「ツール・ド・ランカウィの初期の大会では、いつもゲンティンのステージは最終日前日に開催されてきた。これがエキサイティングなクライマックスを作るのに役立っていたと思う。それが今年のコースで復活させたいと思っているシナリオだ」と、終盤の厳しい総合争いに期待している。
2015年ツール・ド・ランカウィ
第1ステージ：3月8日（日）ランカウィ101.1km
第2ステージ：3月9日（月）アロースター～ スンガイ・プタニ170.0km
第3ステージ：3月10日（火）ゲリク～タナ・メラ170.0km
第4ステージ：3月11日（水）コタバル～クアラ・ベラン165.4km
第5ステージ：3月12日（木）クアラトレンガヌ～クアンタン200.0km
第6ステージ：3月13日（金）マラン～カラク96.6km
第7ステージ：3月14日（土）シャー・アラム～ゲンティン・ハイランド105.7km
第8ステージ：3月15日（日）クアラ・クブ・バル～クアラルンプール96.1km
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