ヤクルトの真中監督が、新オーダーを明かした。本来は4番が定位置のバレンティンを3番に上げ、昨季好成績を残した雄平に4番を任せる考えだ。
入団当時、投手として将来を渇望された雄平は投手としては伸び悩んだが、昨季には打者として開花。打率316、23本塁打、90打点の堂々たる成績を残した上に、オールスターにも出場した。バレンティンが離脱している間は4番を任されることもあった。真中監督は「バレンティンは出塁率が高いから3番が理想」と語っており、今季は3番バレンティン、4番雄平の新オーダーで臨む。
この打順について、「元々ピッチャーだった選手が4番に入るなんてすごいな」「かなり手強い打線になるな。新加入の大引も機能したら面白い」「初回に必ずバレンティンにまわるわけだし、相手は嫌かもしれない!」などと、新オーダーの効果にファンは期待。
DeNAの中畑監督は、「今年は違うチームになるんじゃないか」と、補強に成功したヤクルトに対して警戒。4連覇のかかる巨人に、昨季のリベンジに燃える阪神、黒田の加入した広島。強力打線のヤクルトがそこに絡めば、ペナントレースの行方はますます分からなくなる。
《浜田哲男》
page top