12月10日、ヤクルトの山田哲人内野手が都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5800万円の大幅アップ(推定8000万円)で一発サインした。
山田は4年目の今季、143試合に出場。日本人右打者の年間安打記録を更新する193本の安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得。打率324、29本塁打、89打点の成績を残し、先の侍ジャパンにも選出されるなど、大躍進の年となった。
今季ブレークした山田に対しては、「青木が抜けた後のスワローズの看板選手になってほしい」「盗塁が課題だけど、トリプルスリーも十分に狙える」「秋山幸二さんみたいになったら最高だな」「パワーも技術も兼ね備えている。将来がほんと楽しみな選手の一人!」と、今後のさらなる活躍を期待するファンの声が多数。
山田は「目標はたくさんあります。200安打も打ちたいし、トリプルスリーも達成したい」と、来季以降に向けてさらなる意欲を語った。ヤクルトといえば、若松や青木など技術の高いアベレージヒッターがミスタースワローズと呼ばれる傾向があった。だが、山田はシュアな打撃に加えてパンチ力も兼ね備えている。久しぶりに登場した和製のスーパースター候補が、来季以降どのような進化をみせるのか注目だ。
《浜田哲男》
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