12月16日、ソフトバンクの中田賢一投手がヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万円増の9500万円でサインした。
中日からフリーエージェントで移籍して1年目の今季は、先発ローテーションの一角として奮闘。チーム最多タイの11勝を挙げて、日本一に貢献した。
これに対して、「投げてみないとわからない印象だけど、貯金も作ったし貢献したと思う」「最初はどうかなと思ったけど、結果をみたら良い補強だったね」「1年間ローテを守ったのは評価できる。来年も頼むぞ!」と、ファンも今季の中田の活躍を評価。
投げてみないとわからない。良くも悪くも荒れ球の中田は、中日時代に当時の落合監督から「暴れ馬」と呼ばれたほど。スタミナや直球の威力には一定の評価があるものの、その不安定な投球は今季も垣間見られた。
来季からは工藤新監督が指揮官となる。また、あの松坂もソフトバンクに入団した。名投手からの教えを受け、ひと回り成長した中田の姿がみられた時、ソフトバンクの連覇も現実味を帯びてくるはずだ。
《浜田哲男》
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