12月4日、ソフトバンクはメッツからフリーエージェントとなっていた松坂大輔投手を正式に獲得した。
松坂は9年ぶりに日本球界に復帰。メジャーリーグでは1年目に15勝、2年目に18勝を挙げるなど当初は期待通りの活躍をみせたが、以降はケガの影響により振るわなかった。
松坂が選んだのは今季日本一球団のソフトバンク。打線の破壊力は12球団随一ともいえるが、先発投手陣の勝ち星は日本一のチームとしては物足りなかった。松坂は先発にこだわっており、ソフトバンクのウィークポイントをカバーする意味でも相思相愛の補強となった。
松坂のソフト入団に対して、「エースとして活躍してほしい」「ついに来た!期待しとりますばいっ!」「またまたローテ争いが厚くなりましたねー」「ついに怪物来たね。頼みますね!」と期待するファンの声。
ここ数年は振るわなかったが、それでも松坂だ。西武時代の輝かしい実績をはじめ、2006年第1回WBC、2009年第2回WBCでは日本のエースとして君臨。ヤンキースのイチローとともにチームを牽引して連覇に貢献した。近年はケガで苦しんだが、もう一花咲かせることができるか。怪物松坂の日本球界第二章が、いよいよスタートした。
《浜田哲男》
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