ロット・スーダルのセルジャン監督「ワールドツアーポイントが重要だ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ロット・スーダルのセルジャン監督「ワールドツアーポイントが重要だ」

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ロット・ベリソル
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ベルギーのロット・スーダルを率いるマルク・セルジャン監督は12月15日、2015年シーズンのチーム戦略ついて「ワールドツアーポイントが重要だ」とUCIワールドツアーのチームランキング争いを重視することを明らかにした。

チームはロット・ベリソルから名称変更し、2015年はロット・スーダルとして活動する。

スペインでの1回目の冬季合宿を終え、セルジャン監督と6人のスポーツディレクターはレースプログラムについて選手たちと面談。セルジャン監督は「新年を前に我々は様々なプログラムの大枠を作成した。各選手は今後どうなるかわかるはずだ。もちろん、我々はすべてを決めていないが、来年の前半については決めようとしている」と話し、2015年はこれまでとは異なるチーム方針で戦うことを明らかにした。

シーズン序盤のレーススケジュールについては「過去数年、我々はいいスタートを切った。中でもツアー・ダウンアンダーではアンドレ・グライペルがクラシックの中心選手たちと一緒に勝ってきた。しかし、同じ選手たちがベルギーの最初の週末やその後の春のクラシックでも好調でなければならなかったが、それは難しかった。だから、今後は違うアプローチを選択した。グライペル、ルーランツ、デブシェール、シーベルクはツアー・ダウンアンダーには出ない。そして、ダウンアンダーに出場する選手たちは2月のレースに出ずに、次に向けて準備する」と選手たちに負担をかけないように変更すると説明した。

さらに「ワールドツアーのワンデーレース14戦のうち、9戦で我々は最低でも10位以内に入った。しかし、フランドルのレースでは一度も入れなかった。ここを変えなければいけない。より重要な問題はステージレースだ。我々はエネコツアーとドーフィネでのみいい結果を出せた。ツアー・ダウンアンダーとパリ~ニースでは総合で惜しい順位だった。でも、それでは十分じゃない。現代の自転車競技の現実は、ワールドツアーポイントが重要だということだ。だから、そこに重点を置かないといけない。そしてベルギーチームとして、ベルギーのレースでの名誉も守らないといけない」と、ワールドツアーのチームランキング争いと地元ベルギーのクラシックレースを最大の目標とすると語った。
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