引退を記念して開かれたディナーショーには400人が来場。開場前には「よう、こんなんやるって言ったな、オレ」と緊張した面持ちで語る場面もあったが、ファンの前に姿を現すと同時にヒートアップ。ディナーショーは当初の予定をオーバーする22時過ぎまで続き、里崎氏はロッテ球団歌「WE LOVE MARINES」や「世界に一つだけの花」などを歌い上げ、終始大盛況だった。
千葉ロッテマリーンズの公式Twitterアカウントでも里崎氏のディナーショーを紹介。
里崎智也 伝説のディナーショー復活【広報カメラ】: http://t.co/o5xYav7e18、@YouTube がアップロード
千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) 2014, 12月 10
現役時代の里崎氏といえば、試合後に球場に残ったファンの前で精力的にライブをするなど、ファンサービスには定評があった。また、近年はケガに泣かされたが、勝負強い打撃と巧みなリードで長年ロッテを支え続けた。幾度となく出場したクライマックスシリーズでは滅法強く、ロッテに流れがきているとみれば、「オレに風が吹いている」の名言も残した。2006年第1回WBCでは松坂とバッテリーを組み、初代チャンピオンに導いたのも記憶に新しい。
ディナーショーには多数のファンが駆け付けたように人気も健在。ファンは、監督やコーチとして、またいつか戻ってくるだろう里崎氏の姿を期待してやまない。