今季の中田は全試合に出場し100打点を挙げ、初の打撃タイトルとなる打点王も獲得した。大阪桐蔭高校時代から大器と期待され、4球団競合の末、日本ハムに入団した中田。プロ入り当初は苦しんだ時期もあったが、名実ともに1流プレーヤーの仲間入りを果たした。
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中田翔 参考画像(2014年11月15日)(c)Getty Images
昨年はシーズン途中まで本塁打王を狙えるペースでホームラン量産したが、左手にデッドボールを受け骨折。残り試合を全休しタイトル獲得とはならなかった。今季は自身初の100打点到達と打点王は獲得したものの、打率.269、27本塁打は昨年を下回る。
中田も会見で「納得できるシーズンではなかった」と悔しさをにじませ、高い評価に応える結果を残さなければとコメント。来年の活躍を誓った。
チーム最高年俸となった中田にファンは、「俺ら凡人は、お金じゃなくため息ばかり貯まるわな」「中田翔も今や球界を代表するスラッガーで2億円プレイヤーか」「この前まで新人だったのに 」「26歳で推定年俸2億とな」など、そのスピードに驚いている。
クライマックスシリーズでは4試合連続ホームランも放ち、チームのファイナルステージ進出に貢献した中田翔。来季は念願のホームラン王獲得、侍ジャパンでも不動の4番となれるか。