日本ハムからフリーエージェント中だった小谷野栄一内野手は、11月26日に球団事務所で記者会見を開き、オリックスへの移籍を発表した。
小谷野は2010年に打点王を獲得するなど、勝負強いバッティングが持ち味。今季は膝の怪我もあり出場84試合に留まったが、復帰後はすべての月で月間打率3割を超える活躍。チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した。
しかし日本ハムは若手の起用に方針を転換しており、先にFA宣言した大引啓次内野手がヤクルトに移籍。小谷野もオリックスと西武から自身の評価などを聞いていた。
オリックス移籍の決め手となったのは、森脇監督から電話で直接、入団を請われたこと。最後は熱意に心動かされた。
小谷野の移籍には、「オリックスのユニフォーム姿想像出来ないなぁ」「小谷野オリックス入りか…寂しくなるなぁ」「応援していた顔ぶれがどんどんいなくなる」など、残念がる北海道ファンの声が聞かれる。
直接口説き落とした森脇監督の行動力については、「まあ条件が決め手だろうけど監督の出馬もデカイよね」と、賞賛する意見が見られた。
《岩藤健》
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