2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ王者であるスペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)の名を冠した峠道がイタリアに誕生した。
この道はジロ・デ・イタリアでもたびたび登場する伝説のモルティローロ峠の枝道のひとつだが、ジロのレースでは実際に使われたことはない。スペイン人のコンタドールだが2015年はジロ参戦を表明しており、この道が新たにジロで採用される可能性もあるという。
峠道の名前は「レクタ・コンタドール(コンタドールの直線)」で、文字通り真っ直ぐな道が続く上り坂。距離3kmで標高差421m、平均勾配14%、最大勾配25%に達する激坂だ。
コンタドールは先日行われたサイクリングイベント「RHxDue」に、自らが所有するU23チームの選手たちと一緒に参加し、この上りを実際に走った。その模様を収めた動画がインターネット上で公開されている。ちなみにコンタドールの使用ギヤは、インナーローで39x28。プロ選手はあまり使用しない軽いギヤで、それだけこの坂が急しゅんということか。
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