2014年ブエルタ・ア・エスパーニャを制したばかりのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が、2015年はジロ・デ・イタリアに参戦する意志を明らかにした。9月19日、チームの公式サイトが伝えている。
この日、サイクリングイベント「RHxDue」参加のためにイタリア・ボルミオに到着したコンタドールは、記者会見で「僕たちはガビア、モルティローロ、ステルビオなどの伝説的な上りのふもとのボルミオにいる。僕がジロ・デ・イタリアで楽しみ、苦しんだ山だ。だから、2015年はジロを走る意志があると発表する。まだレースルートなどの詳細を待っているところだけど、ビャルネ・リース(監督)とコーチにはすでに話をした。2015年最初の目標はジロ・デ・イタリアと決めたんだ」と表明した。
なお、2015年ジロのルートは10月5日のジロ・ディ・ロンバルディア後に発表される。
2014年は負傷リタイアに終わったツール・ド・フランスについては「勝つためにツールに戻るよ。ツールはシーズン中で最も重要なレースだから、もちろん準備が順調に進んだら走るつもりだ。ジロとツールの両方を狙うのは偉大な挑戦だし、やる気になるね。同一シーズンに3大ツールに出る代わりに、ジロとツールを走る可能性が最も高い。2015年がどうなるか見極めて、何が可能か判断するよ」と、ジロに続いて出場する意志があることを明らかにした。
コンタドールは2008年ジロで総合優勝を獲得。2011年にも総合優勝を挙げたが、前年ツールでの禁止薬物検出の処分のため、タイトルを剥奪された。
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