南アフリカのプロコンチネンタルチーム、MTNクベカはマシュー・ゴス(オリカ・グリーンエッジ)と2015年の契約を結んだことを、9月18日に公式サイトで発表した。
27歳のオーストラリア人、ゴスは過去8年間、ワールドツアーチームに所属し、スプリンター、クラシックレーサーとして活躍。ジロ・デ・イタリア、ティレーノ~アドリアティコでステージ優勝を挙げ、2011年にはビッグクラシックのミラノ~サンレモでも優勝した。
MTNクベカは、ゴスに春のクラシックやグランツールでの活躍を期待している。
近年は大きな勝利から見放されているゴスだが、「2015年のこのチームは選手層が厚く、力とモチベーションを持ったすばらしいチームになろうとしている。僕は過去8年間最高レベルでレースしてきた経験が豊富にあるし、僕の知識を急成長中の新世代のアフリカ人選手たちと共有できることを楽しみにしている」と抱負を語っている。
チーム代表のダグラス・ライダーは「彼のチームワークとチームの成功への献身が、MTMクベカがさらに成功し、チームに50%以上いるアフリカ人選手をより高いレベルへと上げるのに役立つだろう」とゴスへの信頼を寄せている。
MTNクベカは、来季に向けてゴスだけでなく、タイラー・ファラー(ガーミン・シャープ)、テオ・ボス(ベルキン)、エドバルド・ボアッソンハーゲン(チームスカイ)など世界トップクラスのスプリンターを次々と補強している。
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