2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、9月7日の第15ステージで2日連続逃げに乗ったプルゼミスラフ・ニエミエツ(ランプレ・メリダ)がラゴス・デ・コバドンガの超級頂上ゴールを制し、グランツール初勝利を飾った。
34歳のポーランド人、ニエミエツはレース開始1時間を過ぎてからできた5人の逃げに加わり、最大約11分のリードを築いた。終盤の上りではキャメロン・メイヤー(オリカ・グリーンエッジ)との一騎打ちとなり、残り5kmで独走態勢を築く。
最後は総合争いを展開するアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)らからわずか5秒差で逃げ切って、プロ通算15勝目、ランプレ移籍後初勝利を挙げた
第9ステージのウィナー・アナコナ以来、チームに今大会2勝目をもたらしたニエミエツは、チームの公式サイトを通じ、以下のように語っている。
「このチームに4年いて、ブエルタ・ア・エスパーニャという重要なレースで、ラ・コバドンガのすばらしいゴールで初勝利を獲得できた。興奮しているよ。いつも僕をサポートしてくれるチーム首脳陣にこの喜びを与えることができてうれしい」
「昨日は逃げに成功して、僕のエネルギーはほぼなくなっていた。今日は1回アタックして、勝てる動きに入ったんだ。逃げが集団に対し10分以上開き、雨が降れば、いい1日になるかもと考えたんだ。最後の上りは知っていたし、監督のヒントのおかげで僕は上りの中盤でもう一度アタックした。それが勝利の決断だったね」
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