【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】第11ステージはアールがラスト1kmのアタックで山頂ゴールを制す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】第11ステージはアールがラスト1kmのアタックで山頂ゴールを制す

スポーツ 短信
ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージを制したファビオ・アール
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージを制したファビオ・アール
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージを走るアール、ヘーシンク、コンタドール
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ
2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、9月3日の第11ステージはパンプローナ~サントゥアリオ・デ・サンミゲルデアララル間の153.4km。レースは最後の1級山岳の上りに突入した。

メイン集団では各チームが激しい位置取り争いをする中、単独先頭で逃げていたバシル・キリエンカ(スカイ)が残り9kmで捕まる。

残り6kmで、ワレン・バルギル(ジャイアント・シマノ)とロベルト・ヘーシンク(ベルキン)がアタック。バルギルは集団に戻されるが、ヘーシンクは単独先頭に立ち、約20秒のリードを築く。

さらにダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)、ダニ・ナバーロ(コフィディス)らもアタックを仕掛けるが、10人あまりとなった集団後方ではクリストファー・フルーム(スカイ)が苦しそうな表情を見せている。

ゴールが近づくにつれてマイヨロホのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)、そして挽回して集団先頭に戻ったフルームも加速する動きを見せ、残り1.5kmで集団がヘーシンクを吸収する。

しかし、残り1kmでファビオ・アール(アスタナ)がアタックすると、強力なライバルたちを置き去りにしてステージ優勝を飾った。アールにとっては、2014年ジロ・デ・イタリアの山岳ステージに続く大きな勝利となった。

6秒遅れで2位アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)、3位ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)、4位コンタドール。フルームは、7秒差の5位に入った。

総合首位のマイヨロホはコンタドールが守ったが、総合2位のバルベルデはボーナスタイムを稼ぎ、27秒差を20秒差まで縮めた。

その他のジャージも変更なく、ポイント賞はジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・シマノ)、山岳賞はルイス・マス(カハルラル)、複合賞はバルベルデ。敢闘賞は最後まで逃げたキリエンカが受賞した。
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