【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】ジロに続くリーダージャージのマシューズ「信じられない。ほっぺたをつねってみるよ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ブエルタ・ア・エスパーニャ14】ジロに続くリーダージャージのマシューズ「信じられない。ほっぺたをつねってみるよ」

スポーツ 短信
ブエルタ・ア・エスパーニャ14第3ステージ
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2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、8月25日の第3ステージで逃げの5人が8分近くまでタイム差を開いたときに、メイン集団のコントロールを開始したのがオリカ・グリーンエッジだった。

気温30度以上の暑さとアップダウンを繰り返すコースに苦しみながらも、オリカ・グリーンエッジの選手たちは終始先頭に立って逃げ集団とのタイム差を削り取り、残り25kmで最後のひとりを捕まえる。

チームメイトの仕事に応えるように、ゴール前の上り坂ではマイケル・マシューズが躍進。ジャンパオロ・カルーゾ(カチューシャ)のアタックをダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)とともに残り200mで捕まえると、最後はスプリントでマーティンを抑えてステージ優勝をつかみ取った。ブエルタでは昨年の第6ステージ、第21ステージに続く通算3勝目となった。

23歳のオーストラリア人、マシューズはチームの公式サイトを通じ「彼らのために最後は決めないといけなかったから、うれしいよ。今日は暑さが大きな要因で、最後の上りはとても厳しかった。でも、チームは完璧なポジションに僕を運んでくれた。そこからは、彼らのために結果を出すのは僕次第だったよ」と、チームメイトの努力を無駄にしなかったことにホッとしていた。

マシューズは、この勝利でボーナスタイム10秒を獲得。さらに、前日総合首位に立ったアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)がチームメイトの落車に巻き込まれて、集団後方に下がっていたため、ゴール前の集団分裂でタイム差をとられた。この結果、マシューズは自身初のマイヨロホも手に入れた。

今年のジロ・デ・イタリアでも、総合首位のマリアローザを6日間着用したマシューズは「もちろん、夢がか叶ったよ。今年、グランツールでリーダージャージが着れるとは予想していなかった。今は2つ持っているからね。いまだに信じられない。今夜ほっぺたをつねってみるよ」と喜んでいた。
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