【礒崎遼太郎の農輪考】自然農法、自家採種20年を超えるトマトの味 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【礒崎遼太郎の農輪考】自然農法、自家採種20年を超えるトマトの味

オピニオン コラム
【礒崎遼太郎の農輪考】自然農法、自家採種20年を超えるトマトの味
  • 【礒崎遼太郎の農輪考】自然農法、自家採種20年を超えるトマトの味
筆者が自然農法を実践している圃場では、夏野菜の収穫が最盛期を迎えつつある。今年から作り始めた自然農法のトマト。自分たちで種を採る、自家採種を始めて、20年を超える貴重な種をいただいた。

恐る恐る、今年初めてのトマトを食べてみる。本当に美味しくできているのか。どんな味なのか、楽しみであり、また不安でもある。そうして、最初の1つを口に含んでみる。薄い皮に歯があたって、果肉が口の中で弾ける。濃厚な旨味から始まって、酸味、甘み。

持ちきれないほどのトマトを持って家に帰る。自分たちの畑で作ったバジルとトマトで、完全に自然農法のトマトソースを作る。遺伝子組み換え食品、中国食品など、食の安全が脅威にさらされている中で、完全に無肥料・無農薬の自分たちが作った野菜を味わえる贅沢さを、シンプルなトマトソースがかかったパスタを食べながら思った。
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