【澤田裕のさいくるくるりん】電動アシスト自転車は、本当に高齢者に向いているか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【澤田裕のさいくるくるりん】電動アシスト自転車は、本当に高齢者に向いているか

オピニオン コラム
店内には電動アシスト自転車がずらりと並ぶ
  • 店内には電動アシスト自転車がずらりと並ぶ
  • 環状7号線と目黒通りの交差点に面した「アシスト」
  • お話をうかがった渡辺店長。高齢者におすすめの一台とともに
  • 店頭には試乗車が用意されている。これはスポーツタイプ
二人で暮らすわが老親。健康には恵まれているものの、自宅から最寄りの店までが0.5km、大型スーパーだと1.3kmの距離があるため、買い物など移動のほとんどを父が運転するクルマに頼っています。

◆車以外の自由な移動手段として

平均寿命に届こうかということでどちらかが…、まあ年上でもある父が先という可能性が高いでしょう。そうなった場合、いえ仮にならなくても、クルマの運転がおぼつかなくなった場合にどうするのか? それに代わる移動手段の必要性を痛感します。

というわけで帰省した折りに、「電動アシスト自転車でも買おうか」と話をしてみました。しかし、父は「まだ運転できるから」と申し出を断ります。すすめた僕自身も「はたして高齢者に電動アシスト自転車は向いているのか?」との疑問があったため、東急東横線の都立大学駅近くにある電動アシスト自転車専門店、その名も「アシスト」にお邪魔して、店長の渡辺正樹さんにお話をうかがいました。

◆電動アシスト自転車のすすめ方にもポイントがある

まずは高齢者へのすすめ方について。渡辺さんいわく「年だからクルマはやめて自転車にしたほうがいいはダメ。マイナスイメージありきでは納得してもらえない」とのこと。なるほどです。確かに年寄り扱いは、言われる当人にとって抵抗があるでしょう。

「こんなにもおしゃれで、しかも電動だからラクに乗れる」と、積極面を強調したうえで実際に体験してもらう。そうすればイメージがだいぶ変わるようです。「年寄りだから地味で実用的なものがいい」との先入観も捨てる必要があります。

「踏み出しの軽さが思わぬ加速につながるのでは…」との疑問には、「乗る前にきちんと説明することが大切で、予備知識がないままだと怖い思いをすることもある」。また、「車重が増すことにより、ブレーキの効きが悪くなるのでは…」との疑問にも、「安全基準を満たしているので雨の日に乗っても大丈夫。もちろん、ちゃんと整備・調整されていることが前提となりますが」と答えてくれました。

とはいえ運動機能が衰えている場合など、あきらめたほうがいいケースもあるそうで、そうした場合には電動カート。こちらは介護保険などが適用されるため、福祉機器を専門で扱う店を紹介してくれます。

◆意外にコントロールが難しい三輪の電動アシスト自転車

ちなみに三輪の電動アシスト自転車は、二輪とは挙動が異なるためかえって難しいようです。二輪に近づけようと車体がスイングしますが、この動き方が独特。フラフラするのが危ないからと固定することもできるのですが、そうすると曲がる際、外側に倒れる危険性が増します。また、歩道など片勾配がある部分に不用意に入っていくと、やはり倒れてしまいます。「三輪なら倒れない」との思い込みがありますから、いざというときの影響も大きいようです。

電動カートなら自重が70~80kgあり、転ぶことはまずありません。これは電動アシスト自転車の場合も同様で、車重の重さがハンドル操作の安定感につながります。さらに電動カートの場合、電磁ブレーキの働きによって下り坂でも速度が抑えられるという利点も。まずは電動アシスト自転車を専門、あるいはメインで扱っている店を訪れ、実際に試乗するところから始めましょう。
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