第101回ツール・ド・フランスの開幕を翌日に控えた7月4日、ヨーロッパカーの新城幸也の単独記者会見が行われ、日本の報道陣に囲まれて終始笑顔でその抱負を語った。
「ジロ・デ・イタリアのケガの影響は全くない。5回目なので緊張感もないし、とてもリラックスしている」と新城。
「トマ(・ボクレール)や、ピエール(・ローラン)のアシストに徹する走りになるし、ブライアン・コカのスプリントも手伝うことになる。逃げたり、勝利を任されるステージは本当に数少ないと思うが、選ばれた責任を果たすだけです」
チームの最終ミーティングはこの会見のあとで、具体的な作戦は話すことはできないとしながら、「強い選手のアシストとし走るのは楽しい。長いステージだからチャンスはいつかは来る。いいツールになると思う」と決意を新たにした。
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