フランスのステージレース、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ。第3ステージがアンベールからルテイユまでの194kmで行われ、ドイツのニキアス・アルント(ジャイアント・シマノ)がスプリント勝負を制した。
レース後半、残り20kmを切りイェンス・フォイクト(ドイツ、トレックファクトリーレーシング)ら8人の選手がアタックを決めた。一時は40秒ほど後続とのタイム差を広げたが、メイン集団は彼らをゴールまで逃がさなかった。そのまま今大会初となる集団スプリントとなり、22歳のアルントが優勝した。
総合成績首位のリーダージャージは英国のクリストファー・フルーム(スカイ)が守っている。
別府史之(トレックファクトリーレーシング)はタイム差なしの58位。総合成績では81位。
4日目、第4ステージは後半にカテゴリー2級の峠を越え、標高差500mほどを下ってのゴールとなる。大会は6月15日、第8ステージまで行われる。
《五味渕秀行》
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