北京五輪の男子ポイントで飯島誠が過去最高の8位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

北京五輪の男子ポイントで飯島誠が過去最高の8位

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 北京オリンピックの自転車競技は8月16日、トラック種目の男子ポイントレース決勝が行われ、3大会連続で同種目に出場した飯島誠(37=ブリヂストン・アンカー)が過去最高位の8位に入った。飯島は、途中抜け出した少人数の逃げに乗ってラップポイントを獲得するなど終始積極的な走りをみせた。

●北京オリンピック 男子ポイントレース決勝
1 ホアン・ラネラス(スペイン)
2 ロジャー・クルーゲ(ドイツ)
3 クリス・ニュートン(イギリス)
8 飯島誠(日本)

●飯島のコメント
 8位入賞はオリンピックのベストリザルトなので、結果としては満足しています。でもトップ3とは力の差がありすぎるので納得できない部分もあります。ちょっとトレーニングで絞りすぎて、レース前の調子はいいほうではありませんでした。序盤は様子見で、中盤以降にチャンスがあれば行こうと決めていました。ちょうどタイミングよくいい逃げができたのでよかったです。それでラップは成功したのですが、そこからが凄く速い展開になって、ついていくので精一杯でした。
 3度目のオリンピックを走り終わったのですが、満足できたかというと決してそうではなく、思い返すといろいろ後悔もあって複雑な心境です。今後は、まだ現役を続けるか、それともこの経験を後輩に伝えていくか、今の時点では正直迷っています。
《編集部》
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