JCF広報より、ヘラルド・サンツアーの続報。第4ステージ、廣瀬敏選手(愛三工業レーシング)がステージ優勝を飾った。カテゴリー1のレースでの大きな勝利となった。 レースは、冒頭から激しいアタック合戦になり、日本代表も三浦監督の指示通り、積極的に仕掛けていった。 やっと決まった先頭集団16名には、個人総合の上位選手は含まれず、ほぼ全ての有力チームからの選手が乗っており、日本からは清水、廣瀬選手が乗っていた。 ラスト25km、この集団内ではげしくアタックがかかりはじめ、集団は分裂、清水選手が引く形で先頭6名の集団が形成され、廣瀬選手は追撃の10名の集団で脚を休め、チャンスを伺う。 差も開き、このまま逃げ切るかというペースであったが、追撃10名がペースアップし、この6名を飲み込み、ここから廣瀬選手とオーストラリア人3名の4名が抜け出しラスト10kmに突入。 1名が脱落し、3名でのゴール勝負に持ち込まれたが、このために、うまく力をためていた廣瀬選手が競り勝ち、ステージ優勝を飾った。 --------------------------------------------- □ステージ結果 第4ステージ Mitchelton Winery to Benalla 178km 1 廣瀬 敏(愛三工業レーシング) 4.19.07 (41.31 km/h) 2 David Tanner (AustralianNational U23Team) 3 Peter McDonald (FRF Couriers-Caravello) 11 清水良行(Team NIPPO) 1.25 24 中島康晴(鹿屋体育大学) 9.16 31 増田成幸(ミヤタ・スバル) 44 辻 善光(立命館大学) 53 飯島 誠(ブリヂストン・アンカー) 70 阿部良之(スキル・シマノ) 個人総合[第4ステージ終了時] 1 Karl Menzies (Health Net Presented By Maxxis ) 14.09.24 2 Tobias Erler (Giant Asia Racing Team) 0.04 3 Dominique Rollin (Canadian National Team) 0.15 21 廣瀬 敏(愛三工業レーシング) 21.2 44 飯島 誠(ブリヂストン・アンカー)29.50 60 阿部良之(スキル・シマノ) 31.00 70 増田成幸(ミヤタ・スバル) 33.23 75 清水良行(Team NIPPO) 33.44 90 中島康晴(鹿屋体育大学) 37.48 91 辻 善光(立命館大学)58.24 ※辻選手が落車、自転車は大破したが、懸命の走りで、集団と同タイムでゴールした。 次のステージも、代車で出走する予定。
《編集部》
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