ツール・ド・韓国第5ステージ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ツール・ド・韓国第5ステージ

スポーツ 短信
第5ステージはアップダウンの激しい山岳ステージ。田代恭崇選手(ブリヂストン・アンカー)が3位に入り、総合の順位も一気に7位に上がった。

第5ステージは180kmあまりの山岳ステージ。
スタートこそ平坦だが、その後は1000m近くを一気に駆け上り、しばらくアップダウンを繰り返した後で、最後のKOM(King of Mountain:山岳ポイント)の上りを越え、1000mあまりを下ってスタート地点の町に戻るコース設定だ。

序盤に形成された14人の逃げに、選手を送り込むことができず、ひやりとする場面もあったが、飯島、中村、島田選手らがTeam NIPPOなどとも協力し、集団を引き、先頭集団を吸収。
深い霧に包まれ、ほとんど前が見えない状態で上った最初のKOMは田代選手が2位通過している。この後形成されたメイン集団には、田代、鈴木真理、池田選手が入る。

その後、シマノの阿部選手を含む3人の逃げが決まったが、ここに、真理、池田選手の押し出しを受けた、田代選手が合流。2つ目のKOMは田代選手が1位通過。下りで選手が合流し、5名となった先頭集団でゴール勝負を迎えることになった。

スプリントを制したのは、ドラパックポルシェのSHAW Stuart。2位に日本でもおなじみ、ソウルシティーのPARK Seoung Baekが入り、田代選手はきっちり3位でゴール。UCIポイントも獲得した。
田代選手は個人総合でも7位に入った。また、現在個人総合24位の真理選手にも、まだ上位を狙える可能性が残っている。


□第5ステージリザルト
1 SHAW Stuart(Drapac Porche) 4:47'56
2 PARK Sung Baek(Seoul city) +0
3 田代恭崇(ブリヂストンアンカー) +0

17 池田丈志(鹿屋体育大学) +0'44
29 鈴木真理(ミヤタ・スバル) +0'44
48 飯島誠(ブリヂストンアンカー) +15'39
?? 中村誠(ミヤタ・スバル) +45'42
?? 島田真琴(法政大学) +45'42

個人総合
1 ERLER Tobias(Giant) 12:13'28
2 OH Se Yong(Seoul city) +0'31
3 KARIMOV Rusian(ウズベキスタン) +1'26

7 田代恭崇(ブリヂストンアンカー) +2'00
14 池田丈志(鹿屋体育大学) +2'48
24 鈴木真理(ミヤタ・スバル) +2'48
44 飯島誠(ブリヂストンアンカー) +35'43
51 島田真琴(法政大学) +47'46
59 中村誠(ミヤタ・スバル) +1:06'01

山岳賞 田代恭崇(ブリヂストン・アンカー)
《編集部》
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