
MLB公式サイトは19日(日本時間20日)、「吉田正尚外野手は、オフシーズンのトレード候補になり得る」と題して記事を公開。レッドソックスのチーム事情を分析し、吉田が置かれた現状を整理した。今後の選択肢は3つほどあるという。
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■打撃面の突出した貢献が必須に
レッドソックスは、2022年オフに5年総額9000万ドルの契約で吉田を獲得。さらに、オリックスへポスティング費用として1537万5000ドルを支払った。契約は残り2年で3720万ドルになる。現在はフロントが入れ替わり、吉田の価値やチーム内での立場も変化したという。
MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者は、レッドソックスの現状を整理。今季の左翼手候補には、鮮烈なデビューを飾った新人のローマン・アンソニーを始め、俊足のジャレン・デュランがおり、一塁手には戦列に復帰するトリストン・カサスや、捕手から転向したウィルソン・コントレラスが控えていると分析。吉田をコンバートして起用するプランも難しいと分析した。
また、アレックス・ブレグマンが抜けた三塁手候補を獲得すれば、DH枠にも影響を及ぼす。左翼守備の指標が悪い吉田にとっては、打撃面で突出した成績を残さない限り余剰戦力としてトレード候補になり得るとした。
■レッドソックスが年俸を一部負担すれば……
同記事を投稿したサイモン記者によると、レッドソックスには現在「考えられる選択肢は3つある」という。
1つ目は現状維持。故障者が出た時の保険として置いておくプランだ。「高額な保険としてプロフェッショナルな打席を提供できる選手を控えに置くのは、最悪の選択肢ではない」と分析。2つ目には、編成次第で吉田の置かれた状況が変わる可能性にも触れた。
そして3つ目には、吉田をトレードに出すプランが挙げられた。最大の焦点は、高額な契約年俸と昨季の打撃不振、32歳という年齢に加えて、守備力が計算できない点などが大きな障害になるとした。
同記事では「コンタクト重視の打線を求める球団なら、打撃復活に賭けて獲得に動く可能性はある」としながらも、そのためには。レッドソックスの年俸負担は不可欠と言及。成立しなければ、残された手段は解雇のみ。契約全額を支払い、ロースター枠を1つ空けるしかないようだ。開幕までに、何らかの動きがあってもおかしくない。
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