
卓球の「ITTF-ATTUアジアカップ2026」は7日、中国・海口市で男子シングルスの準々決勝が行われ、世界ランキング20位の戸上隼輔(井村屋グループ)が同2位の林詩棟(中国)と対戦。ゲームカウント4-3で勝利を収め、ベスト4進出を決めた。
世界2位の強敵にリードを許す展開から、驚異的な粘りで逆転劇を演じた戸上。この試合は中国メディアでも大きく報じられており、注目を集めている。
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■準決勝は日本人対決が実現
グループステージを3戦全勝で通過し、決勝トーナメント1回戦では田中佑汰(金沢ポート)との日本勢対決を制した戸上。準々決勝では、過去1勝5敗と相性の悪かった林詩棟との戦いに臨んだ。
序盤から両者のハイレベルなラリーが展開される中、主導権を握ったのは林詩棟で、第4ゲーム終了時点で戸上は1-3と後がない状況に追い込まれる。しかし、ここから戸上が反撃を開始し、両ハンドの強打に加え、サービスやレシーブでも冴えを見せてリズムを掴む。第5、6ゲームを連取してフルゲームに持ち込むと、最終第7ゲームも流れを渡さず、11-7で制して劇的な逆転勝利を掴んだ。
この快挙を、中国メディア『捜狐』も大きく報道。「男子シングルス準々決勝で驚異的な逆転劇が繰り広げられた。中国の新星リン・シドンは3-1とリードしていたにもかかわらず、シュンスケ・トガミに3-4で敗れた」と伝えた。
さらに記事内では、同じく準決勝に進出した張本智和(トヨタ自動車)とともに、日本勢が上位進出しており、中国勢でベスト4に残ったのは世界1位の王楚欽のみである点を指摘。「シュンスケ・トガミとトモカズ・ハリモトが準決勝で戦うことで、(中国にとっては)厳しい情勢となっている」と分析。「この敗戦はファンの失望を招いただけでなく、中国代表にとっての重要な警鐘になるだろう」と述べている。
今大会では、日本選手が相次いで中国の上位選手を撃破する展開が続いており、日本卓球の勢いが際立っている。その中で、戸上が世界2位から劇的勝利をもぎ取る活躍を見せ、存在感を高めている。
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