
卓球界では2026年シーズン、7日から開幕する「WTTチャンピオンズ・ドーハ」を皮切りに、国際大会が世界各地で開催される。4月~5月にはロンドンで「世界卓球 団体戦」が行われる予定であり、日本女子代表にとって最大のテーマとなるのが、“対中国勢”との戦いである。
こうした中、中国側でも日本代表への警戒が高まっており、現地メディア『捜狐』が3日付で発表した「中国にとってのライバル選手ランキング」で、日本女子選手が上位に名を連ねている。
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■トップ5独占の現陣容を評価
パリ五輪後、女子の世界ランキングではトップ5を中国勢が独占しており、盤石の布陣を築く。しかし、日本女子は多彩な戦力を揃えた第二勢力として、中国に迫ることが求められている。
現地メディア『捜狐』は3日公開の記事の中で中国代表の戦力について、「主力選手は全盛期を迎え、控え選手も充実している」としながらも、「外国人選手の急成長は、中国代表にとって依然として脅威であり、対策すべき課題である」と分析。2025年に中国選手と対戦した海外勢の中から、脅威となったトップ10選手を選出した。
このランキングで1位に選ばれたのが、橋本帆乃香(デンソーポラリス)。2025年には自身初の世界ランキングトップ10入りを果たすなど、27歳にしてキャリアハイのシーズンを送った。

橋本帆乃香(C)WTT
記事では、橋本が王芸迪に2度勝利したことに言及しながら、「彼女のカットには独自の回転があり、一般的なカットマンとは一線を画す」と分析。さらに「橋本帆乃香の台頭は、中国チームの“問題点”を映し出す鏡だった」とし、橋本の存在が中国代表の課題になったと指摘している。
3位に選ばれたのは、張本美和(木下グループ)。記事では「日本女子卓球のトップ選手であり、世界ランキングでも日本勢トップ」と紹介されており、2025年シーズンの実績が評価された。一方で、「中国代表の主力選手相手の勝率はまだ十分ではない」と課題も挙げられたが、「今後も侮れない存在である」と警戒感をにじませている。
また、4位に入ったのが伊藤美誠(スターツ)。2025年5月の「世界卓球 個人戦」では王芸迪を下して準決勝に進出し、自身初となる銅メダルを獲得。記事では「長年にわたり中国女子の最大のライバルであり、独自のテクニカルなプレースタイルで中国に圧力をかけてきた」と、その存在感を強調した。
2026年シーズンも女子卓球界では“日本対中国”の構図が明確になると予想される。カットマン・橋本の台頭、エース格に成長した張本美、健在ぶりを示した伊藤。多彩な陣容を揃える日本代表が、女王・中国にどう挑むのか。WTTや世界卓球など、国際舞台での戦いが注目される。
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