
総合格闘家の青木真也が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。大晦日大会「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」にて開催されるライト級タイトルマッチを怪我で欠場することになった野村駿太について言及。28歳の練習パートナーに対し「この怪我が良かったと思える今後にしてほしい」と自身の見解を語った。
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■「残念な気持ちはめちゃくちゃある」
野村は大晦日大会にてRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザとの対戦を予定していたが、練習中の怪我で左膝前十字靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷、左膝外側側副靱帯損傷と診断され、全治3カ月〜6カ月となり、ドクターストップのため欠場となった。
公式ドクターの診察前に本人から怪我の相談を受けていたという青木は、怪我の度合いについて「もう終了。大怪我の部類。無理すれば出られるレベルじゃない」と主張。「彼のパフォーマンスが良かったことを知ってるから……これ勝つんじゃないかと正直思ったから、残念な気持ちはめちゃくちゃある」と心境を吐露し「彼のことを考えると、ここは無理するタイミングじゃない」と欠場を支持した。
■28歳の活躍に期待感
また、ビッグイベントの欠場については「青木真也の主義主張としてはとても良くない。不注意と言わざるを得ない」とバッサリ。しかし、相談時には「すぐ辞めなさい」と辞退を勧めていたことを明かし、「35、6なら無理して出たほうがいい。先ないから。でも彼は先があるのよ」と28歳の将来性にも言及した。
野村は今年10月に堀口恭司らが所属するアメリカン・トップチーム(ATT)への移籍を発表。まさにこれから“フェーズ”が変わるというタイミングでの負傷に、青木は「遅かれ早かれ怪我をするポイントだった。この怪我が良かったと思える今後にしてほしい」とし、「野村は夢を見させてくれる。まだまだ期待感を抱かせてくれると思っている」と今後のさらなる飛躍にも期待を寄せた。
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