
総合格闘家の青木真也が21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。大晦日大会「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」にて開催されるフェザー級タイトルマッチ「ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs. 朝倉未来」について「皆が思っているほど差はない」と独自の見解を語った。
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■青木真也「(未来は)やれると思う」
青木は大注目のフェザー級タイトルマッチの展開を予想。「言うほど朝倉未来は弱くない。厳しい試合でシェイドゥラエフ有利だが、勝負にならないカードじゃない」と私見を述べた。
まず、青木はシェイドゥラエフの打撃について「パンチがやばいみたいな見立てがあるが、そんなことはない」とバッサリ否定。直近2試合の秒殺KOの本質はグラップリング力を生かした「組むプレッシャー」だとし、「それにビビったら打撃。打撃も寝技もできるけど本質的にはグラップラー」だと分析した。
25歳王者に勝つには未来が「先に試合の主導権をとることが大事」だとし、「僕がセコンドだったら最初に強い蹴り、フック、ストレート打ちましょうと言う」と提言しつつ「(未来は)やれると思う。鼻が良くて喧嘩上手」だと期待を寄せた。
また、絶対王者シェイドゥラエフの穴も指摘。青木は「ディフェンスはよくない。ガードはよくないので、そこにパコンと一発入る可能性はめっちゃある」との見解を示し「朝倉未来は付け入る隙がある」と可能性に言及した。
果たして未来は15戦全勝全フィニッシュの最強王者を相手に白星を飾ることができるか。青木の予想が当たるのかにも注目したい。
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