あさひは自社ECサイトで注文した製品を近くの「サイクルベースあさひ」で受取ることができる「ネットで注文・お店で受取り」サービス7月3日(木)より本格展開している。
2013年3月より開始されたサービスの本格化について下田佳史代社長が強調したのは「実店舗とネット販売の融合」だった。
下田社長は「修理やメンテナンスが欠かせない自転車は“売りっ放し”にしておくことはできない」と指摘し「販売後のフォローが大事」だと念を押した。
「アフターケアが必要な以上リアル店舗がなくなることはない」として、今後もサイクルベースあさひのさらなる拡大を行うと語った。「インターネットで買う機会が増えることは防げない。それぞれの強み生かしてサービス水準を維持する」とのこと。
そのため、どちらかを重視するのではなく「目指すのは実店舗とネット販売の融合。(自転車を使う上での)安全性は確保しつつ、ユーザーのニーズに合わせてリスクを恐れずに対応していきたい」と述べた。
《安原洋》
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