
ドジャースは今オフの移籍市場でカブスからフリーエージェント(FA)となっていたカイル・タッカー外野手を獲得。ブルージェイズ、メッツといったライバル球団との争奪戦を制し、4年2億4000万ドル(約380億円)で契約に至った。
ドジャースの地元メディアは短期での高額契約を選択した球団の背景に注目。タッカーの加入によって強化が進んだ打線への期待も込めている。
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■強力打線に加わった万能外野手
今オフの移籍市場で「最大の目玉」と評されたタッカーを巡っては、その“契約年数”が焦点とされていた。長期契約を提示したブルージェイズ、短期契約を提示したメッツとの争奪戦を制したのは、3年連続世界一を目指す王者・ドジャースだった。
地元メディア『ドジャース・ネーション』は、28日(日本時間29日)付で「ドジャースはカイル・タッカーとの短期契約を“譲らなかった”」と見出しを打ち、契約に至るまでの背景を伝えている。
記事内では、アンドリュー・フリードマン編成本部長のコメントも紹介されており、「3、4、5年という期間のバランスを取らなければならない。今いる選手たちが退団していく中、その期間に若手を育成することがチームを維持するために重要になる」と説明。ドジャースがタッカーと結んだ“短期”での契約について、同メディアは「賢明な選択」と評価。将来の世代交代や育成への柔軟性も維持できた点をメリットとして挙げている。
また、タッカー自身については、「フリーエージェント市場で獲得可能な最高の打者」と高く評価し、「ドジャースの攻撃陣に素晴らしい貢献をしてくれるだろう」と活躍を予想。さらに、「昨季のドジャースの弱点のひとつを強みに変える存在」だとし、「スター揃いのラインナップをさらに強化したことで、ドジャースは3連覇を狙う3番目の球団を目指す」と、偉業への準備を整えたと伝えている。
背番号「23」を背負い、新たな挑戦をスタートさせたタッカー。大谷翔平投手、フレディ・フリーマン内野手をはじめ、強打者がひしめく打線の中で、3年連続世界一への切り札となれるのか。今季のパフォーマンスに注目が集まる。
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