
来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表にタリク・スクーバル(タイガース)とローガン・ウェブ(ジャイアンツ)、メイソン・ミラー(パドレス)、デビッド・ベドナー(ヤンキース)の4投手が出場することが明らかになった。
これで、米国代表の先発ローテーション投手はポール・スキーンズ(パイレーツ)にスクーバルとウェブが加わり、マシュー・ボイド(カブス)、ジョー・ライアン(ツインズ)も控える超豪華な布陣に。クレイ・ホームズ(メッツ)を始めとするブルペン陣にべドナーとミラーが参戦して、一気に厚みを増した。投打で世界最強クラスのメンバーが顔を揃えたと言える。
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■野手陣に引けをとらない豪華布陣
世界最強クラスの米国メンバー
18日(日本時間19日)、スクーバルらのWBC参戦が発表された米国代表。ここまで、野手陣はアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)にカル・ローリー捕手(マリナーズ)、ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)ら錚々たるメンバーが招集されたが、課題だった投手陣にも次々と有力選手が参加を表明した。
米メディア『ファウル・テリトリー』は、来季FAを迎える最強左腕スクーバルの参戦に驚きを持って報道。「必要なピースは揃ったので、あとは起用法だ。準決勝でスキーンズ、決勝でスクーバルを投げさせるのか。それとも、とにかく勝ち上がるために最初の2試合で使うのか。『どのようにベストチームを組むか』という段階に入った」と伝え、準備が整ったことを強調。「打線はこれまでも豪華だったが、ここに投手が加わったことで、日本と再戦できるレベルに一気に引き上げられたと思う」と報じ、2017年の第4回大会以来となる王者奪還に強い期待を込めた。
今大会の準決勝と決勝は、前回大会と同じマーリンズの本拠地「ローンデポパーク」で開催される。再び、日米頂上決戦は実現するか。
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