
イタリア・セリエAのペルージャは26日(日本時間27日)、レギュラーラウンドの第2節でホームでのチヴィタノーヴァ戦に臨み、フルセットにわたる激闘の末3ー2で勝利した。これでチームは開幕2連勝。勝ち点5をマークし、リーグ3位となった。
ペルージャでプレーするバレーボール男子日本代表の石川祐希は第2セット途中から出場。セット序盤や接戦の場面で流れを作る重要な役割を果たすなど、要所要所で得点を挙げ、チームの連勝に貢献した。
◆【2025-26】石川祐希ペルージャの試合日程・結果速報|視聴方法・中継配信情報まとめ【セリエA】
■石川祐希、重要な場面で9得点をマーク
前回の開幕戦では4セット目で足が攣り途中交代となった石川。今回の試合ではそれを感じさせない活躍をした。
試合はペルージャが第1セットで25ー15と大差で制し好調な滑り出しを見せるも、第2セットは相手チームのサーブに押されてセットを落とした。第3セットは石川がキレの良いバックアタックを決めるなどリードを守り抜き奪取。第4セットは接戦のなかセットを落とすも、第5セットでは石川が強烈なサーブとスパイクを決めるなど躍動。ペルージャが勝ち切り開幕2連勝を挙げた。石川は重要な場面で得点を重ね9得点をマークした。
■ペルージャ公式も称賛「粘り強く攻めた」
ペルージャはフルセットの激闘を制し3-2(25ー15、22ー25、25ー20、23ー25、15ー11)で勝利。ホーム初戦での勝利にペルージャ公式Xは「勝ったあああああああ!」と喜びを露わにした。
ペルージャ公式サイトは、「ついにホームの観客の前に戻ってきた!」とホームでのシーズン初戦に言及。今年1月のコッパ・イタリアで優勝した強豪相手に勝利したことを「このリーグの主役を目指す2つのトップチームの直接対決で期待に応え、ペルージャが2時間11分の試合の末、勝利した」と白熱した試合の様子などを伝えた。なお、石川の要所での活躍にも触れており、最終セットの活躍についても「イシカワが粘り強く攻めた」と称賛した。
セリエAで開幕2連勝中なのは12チーム中3チームのみ。トレンティーノが2試合連続ストレート勝ちを収めて1位に君臨しており、2位にヴェローナ、3位にペルージャと続いている。
第3節は10月28日(同29日)にホームでパドヴァ戦戦が行われる。
◆【2025-26】石川祐希ペルージャの試合日程・結果速報|視聴方法・中継配信情報まとめ【セリエA】
◆「永遠に心に刻まれる感動だった」石川祐希らペルージャ陣が笑顔、2万8242人の観客が熱狂した“国際親善試合”を会長が回顧「栄誉なこと」
◆石川祐希、髙橋藍のプレーをセリエA公式が称賛 超満員1万4001人の観衆が熱狂した“ドリームマッチ”は「CLのような素晴らしいショー」



