卓球日本男子の死闘を中国称賛 世界7位は張本智和に「大きなプレッシャーを感じた」松島輝空の王者撃破は「王楚欽の弱点を露呈」【アジア選手権】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

卓球日本男子の死闘を中国称賛 世界7位は張本智和に「大きなプレッシャーを感じた」松島輝空の王者撃破は「王楚欽の弱点を露呈」【アジア選手権】

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卓球日本男子の死闘を中国称賛 世界7位は張本智和に「大きなプレッシャーを感じた」松島輝空の王者撃破は「王楚欽の弱点を露呈」【アジア選手権】
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第28回 ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会 2025」は14日、インド・ブバネーシュワルで男子の準決勝が行われ、日本は中国と対戦。マッチカウント2-3で敗れ、決勝進出を逃した。

敗れたものの、中国と激闘を繰り広げた日本男子の戦いに、現地メディアも称賛の声を寄せている。

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■28年ぶりの中国超えはならず

日本は決勝進出をかけた中国との大一番で、張本智和(トヨタ自動車)、松島輝空(木下グループ)、篠塚大登(愛工大)を起用。梁靖崑、王楚欽、林詩棟を起用した中国に挑んだ。

序盤の日本を牽引したのが張本智で、世界7位の梁靖崑相手に激しいラリーの応酬。第3ゲームまでデュースが続くなど、僅差で試合が進んだ中、最終ゲームを11-9で取り切り、ゲームカウント3-2で制した。

エースに続いたのが18歳の松島。世界王者で国際大会では未勝利の王楚欽に対して、強気の攻めが光った。第2、3ゲームをものにすると、最終第5ゲームでも集中を切らさず11-7で奪取。世界1位から勝利を掴んだ。

日本が見せた奮闘を中国メディアが報じており、『捜狐』は「今回の中国男子にとって最大の強敵は日本だった」と戦前の脅威を明かしながら試合を振り返り、第1マッチについて「梁靖崑は張本智和との対戦となり、大きなプレッシャーを感じていた」と、世界4位との戦いを総括。

第2マッチについても「梁靖崑の敗戦の影響もあり、王楚欽の弱点が露呈した」と王者に動揺が見られていたと指摘。松島の勝利を称えながら、「中国男子にとっては番狂わせとなった」と序盤の苦戦に言及した。

その後、逆転負けを喫し、28年ぶりの中国超えは逃した日本男子。その中でも張本智と松島の勝利で王手をかけるなど、王国相手に手応えのある戦いを示した。

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