
11月15、16日に東京ドームで行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」の侍ジャパンメンバーが8日、都内で発表された。来年にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を控える中、井端弘和監督率いる選手たちのサバイバルに注目が集まる。
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■来年にはメジャー組も集結濃厚
11月に行われる韓国との親善試合は、2大会連続世界一を狙う来年のWBCに向けた試金石とも言える戦いとなる。
前回のWBCで主軸を担った巨人の岡本和真内野手やDeNAの牧秀悟内野手、巨人の大勢投手、日本ハムの伊藤大海投手らが選ばれたほか、昨年の「第3回WBSC世界野球プレミア12」で中心となった広島の小園海斗内野手や阪神の森下翔太外野手らも順当に選出された。
一方で、今年のセ・リーグで40本塁打、102打点を記録し2冠王に輝いた阪神の佐藤輝明内野手や、今オフのメジャー挑戦が注目されるヤクルトの村上宗隆内野手、西武の今井達也投手らは選外となった。
2023年から指揮を執る井端監督が来年のWBCを見据えて選出した今回の韓国戦メンバーには、ドジャースの大谷翔平投手、山本由伸投手らメジャー組の姿はない。さらに、ソフトバンクの近藤健介外野手や周東佑京内野手といった前回の世界一メンバーも温存されており、今回外れた面々が来年3月に向けて集結する可能性が高い。
大谷、ダルビッシュ有投手(パドレス)などメジャー組も参戦して世界一を掴んだ2023年から、早くも2年半。来年3月に開催される第6回WBCに向け、国内外で繰り広げられる侍ジャパンのサバイバルに注目が集まる。
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