
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地シティ・フィールドでのメッツ戦に出場予定。相手先発は、メジャー7年目のグリフィン・キャニング投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、過去の対戦成績などを振り返る。
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元同僚右腕キャニングと再戦
昨季メッツ戦(NLCS)での本塁打相手先発は、29歳の右腕キャニング。2017年のドラフト2巡目全体47位でエンゼルスに入団。19年にメジャー昇格を果たし、6年間(※22年はプレーなし)で94先発、25勝34敗、防御率4.78の成績。今季からメッツへと移籍した。ここまで9先発で5勝1敗、防御率2.47とローテーションを支えている。
平均93.9マイル(約151.1キロ)のフォーシームが投球全体の34.6%と最も多く、スライダー34.1%、チェンジアップ23.8%。ナックルカーブやカッター、シンカーも交えて打ち取るタイプで、ゴロ率55.6%はメジャー上位10%に入る。昨季の41.3%から大幅にアップしており、今季の好成績を支える一因と見られる。
大谷は、キャニングと2019年から23年までエンゼルスでともにプレー。昨季初対戦で3打席に立ち、3打数無安打1三振と抑えられている。昨季メッツ戦では、レギュラーシーズンとポストシーズンで2本ずつアーチを記録するなど好相性。元同僚との再戦で、3試合ぶり18号アーチは飛び出すか。
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■試合情報
ドジャースvs.メッツ試合開始:日本時間5月23日(土)8時10分中継情報:NHKBS1/サブ102ch、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports1