
第85回桜花賞は「阪神ジュベナイルF組vs.別路線組」の図式。今や通例となっている直行ローテの2歳女王・アルマヴェローチェ、年明け重賞を好時計で制したエリカエクスプレスとエンブロイダリーの3頭が上位人気を形成する。
ただ、日曜は未明からレース開催中まで傘マーク。ひと波乱あるとすれば道悪の巧拙か。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ヴーレヴー」を取り上げる。
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■ブーレヴー
昨年6月の1回函館芝1200mで勝ち上がり、その後は1400m以下を中心に使われきたが、前走・エルフィンSでマイルに対応。ハナに立つのを鞍上が抑え込み、2番手から押し切った。
メンバーも決して手薄ではなく、新馬でショウナンザナドゥを負かしたダノンフェアレディ、アルテミスSで1万人機を背負ったカムニャックも出走。これらを振り切ったのだから上出来と言える。
道悪は2走前・ファンタジーSで4着に敗れているが、走りそのものは問題なく、最後はグイグイと伸びて勝ち馬から0秒1差の大接戦。むしろ道悪巧者の感さえ漂い、このあたりは父サトノクラウン、母系にマンハッタンカフェやロベルト系のシルヴァーホークという重厚な血統のバックボーンの賜物か。馬場悪化で他馬が下を苦にするなら馬券内突入があってもいい。裏街道の戦績から人気盲点は確実。前日10番人気前後なら買い目に入れておいて損はない。
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