
エンゼルスは8日(日本時間9日)、敵地でレイズと対戦し4-3で勝利。今季開幕10戦を終えて7勝3敗で、ア・リーグ西地区首位に浮上している、
そんな好調のチームのなかで存在感を放つのがローガン・オハッピー捕手。MLB公式サイトが選出した今季ここまでの注目選手6選にも入るなど、25歳の好調ぶりが光っている。
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■ド軍コンフォートらとともに選出
オハッピーは今季ここまで8試合に出場し打率.367、5本塁打、9打点、OPS1.254を記録。かつて大谷翔平投手ともバッテリーを組んだ25歳が好調な打撃で存在感を示している。
そんななか、MLB公式は「2025年に続いていく可能性が高い6つの好調なスタート」と題した記事を掲載。ドジャースのマイケル・コンフォート外野手、ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手らとともにオハッピーも名を連ねている。
記事内ではオハッピーが昨季、スウィートスポット率(バットの芯に当てた%)がドジャースのフレディ・フリーマン内野手に次ぐ2番目だったと指摘。さらに、ヤンキースの選手などが使用しメジャーで猛威を振るった「トルピード(魚雷)バット」にも触れながら、「魚雷バットのブームで学んだように、バットの幅を広く使うことで、バットスピードの遅さを補うことができる」とその効果についても言及されている。
また、「2025年の彼の打球速度はリーグ平均(時速72.1マイル)をわずかに上回っており、ご存知の通り、最初の8試合で5本塁打を放ち、OPSは1.254を記録している」とハイレベルなスタッツについて言及しつつ、その好調ぶりを称えている。
オハッピーは昨季、自己最多の136試合に出場し20本塁打を放つなど、パンチ力を武器に成長の跡を見せた。さらなる飛躍が期待される2025年シーズン、開幕ダッシュに成功したエンゼルス打線をけん引する働きを見せている。
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