アストロズからフリーエージェント（FA）となった菊池雄星投手がドジャースに移籍する可能性があると15日（日本時間16日）、現地メディア『ドジャース・ネーション』が報じた。
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■「同郷の3人をLAで再開させるべきだ」
『ドジャース・ネーション』は「ドジャース、オールスター・アストロズ投手と大規模な移籍の可能性」と題した記事を公開。菊池のドジャース入りの可能性を報道した。
菊池の獲得にはドジャースのほか、カブス、エンゼルス、オリオールズ、ブルージェイズが動いているとし、元所属球団のアストロズも引き止めに前向きな姿勢を示しているという。
菊池は2019年にマリナーズでメジャーデビュー。22年から24年途中までブルージェイズでプレーし、トレード期限でアストロズに移籍した。アストロズ移籍後の成績は、10試合に登板し、5勝1敗、防御率2.70の成績を残した。
米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者が公開したFAランキングでは、菊池の市場価値は4年6800万ドル（約104億円）。全体11位に入るなど現地でも大きな注目を集めている。
ドジャースの先発陣は現在、大谷翔平投手、山本由伸投手、タイラー・グラスノー投手ら7選手が残留予定だが、大谷は左肩の手術のリハビリのため、開幕には間に合わないと見られる。今シーズンは怪我での離脱が多発したドジャースが、今オフで先発陣をどこまで補強するのかも気になるところ。
また、ドジャースは23歳でメジャーに挑戦する佐々木朗希投手の獲得にも前向きなだが、同記事では「それ（菊池）が佐々木の決断に影響を与えるかもしれない」とも記されている。
ドジャースファンからは菊池の受け入れを歓迎するコメントが多く寄せられ、「彼はアストロズで実力を発揮しているし、ショウヘイと同じ高校の出身。ドジャースに入団するのに十分すぎる理由がある」「彼は素晴らしい投手。ドジャースは同郷の3人（大谷・菊池・佐々木）をロサンゼルスで再会させるべきだ。彼らは間違いなくロサンゼルスにワールドシリーズパレードを呼び込むだろう」などの声が上がった。
菊池は岩手県盛岡市出身で、大谷と同じ花巻東高校の出身。ドジャースへ移籍し大谷との“先輩後輩コンビ”が結成されるのか、はたまた佐々木も加えて“岩手県出身トリオ”が誕生するのか、注目が集まっている。
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