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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は14日(日本時間15日)「3番DH」で先発出場。8回の第4打席に大谷シフトを破るライト線への一打を放ち、4打数1安打。打率を.265とした。
現地アメリカでは、アメリカン・リーグのMVPをめぐる議論は白熱している。大谷ファンとして今季は来日まで果たした『FOXスポーツ』のアナリスト、ベン・バーランダー氏はこの日、野球殿堂入りした名投手ジョン・スモルツと対談。ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジを推すスモルツと大谷推しのバーランダー氏の興味深い議論となった。
■ジャッジは防御率0.00?
しかし、つまらん論拠を持ち出し論じるのは、ネットの民。大谷は現在、12勝8敗、防御率2.55、34本塁打88打点とし、リアル二刀流プレーヤーとして大車輪の活躍を続けている。この投打にわたる活躍がMVPへの根拠。これに対しTwitterのトレンドにも「0.00ERA」があがり、その内容は「ジャッジは57本塁打、防御率0.00なので、MVPだ」という主張なのだ。
◆【実際のTwitter】ベン・バーランダー氏もそのばかばかしさを一蹴
ジャッジは一度もマウンドに上がっていないため、防御率0.00は当然と言えば当然。しかし一球も投げない選手に対し防御率が適用されるのか。
これにはバーランダー氏もすぐさまTwitterで反論。「2選手が我々の目の前で素晴らしいシーズンを送っているのは特筆すべきだ。だが、防御率0.00(議論は)まったくの間違いであり、面白いとさえ思えない」としている。
どうやら、こうしたネットの民のばかばかしさに日米の違いはないらしい。
◆「大谷翔平にMVPを与えなければダメだ」、ジャッジ優位に異議を唱えたのはヤンキースOB
◆米メディア指摘「ジャッジはもう十分、MVPに値する」大谷翔平には同情「チームがひどい」
◆大谷翔平、米国で繰り返し浮上するカマラニ・ドゥンとの恋仲説とその背景
文●SPREAD編集部
I don’t know who needs to hear this, but:
Have your own opinion on the AL MVP. There are two remarkable seasons happening before our eyes. But saying Aaron Judge has a 0.00 ERA isn’t remotely funny. It’s false AND not funny.
57 homers is the only argument you need
— Ben Verlander (@BenVerlander) September 14, 2022