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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は7日(日本時間8日)、敵地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板、6回を投げ、5安打6奪三振3失点の投球で今季13勝目を挙げた。
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■元阪神スアレスが好救援
今季26度目の先発マウンドに上がったダルビッシュは、初回こそ3者凡退に打ちとったものの、2回にドールトン・バーショ、コービン・キャロルに2者連続ホームランを打たれ、リードを許す展開に。4回には再びバーショに2打席連続となる一発を浴びた。
だが失点を許したのはここまで。味方打線の援護を受けたダルビッシュは7回途中まで投げ、ランナー2人を溜めたところで降板。後続を元阪神タイガースのロベルト・スアレスが抑え、ピンチを脱した。
この日のダルビッシュは95球(ストライク58球)を投げ、最速は96.3マイル(約155キロ)、防御率は3.31。今季ナ・リーグ最多となる21度目のクオリティスタートを達成した。
試合はパドレスが着実に得点を積み重ね6-3で勝利。相手の一発攻勢に苦しめられたダルビッシュだったが、粘りの投球で試合を作り13勝目を手にした。
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文●SPREAD編集部