K-1元3階級制覇王者でアジア史上最大の格闘技団体「ONE」を主戦場とする格闘家の武尊が7日、自身のXを更新。
前日に元K-1プロデューサーのカルロス菊田氏に対してK-1選手の待遇改善を要望し、「ONE」に関する発信に苦言を呈したことについて、「勘違いしてる人が多いので一つだけ」と自身の思いを改めてつづった。
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■一部の批判の声を受け再発信
武尊は前日に行った投稿の真意について補足した。
「勘違いしてる人が多いので一つだけ」と切り出すと、「K-1は自分を育ててくれた大切な場所 今も大切な仲間達が所属してるし 僕に憧れてくれてK-1に入ってくれた子達もいる」とK-1への思いを吐露。「だから選手達がもし 身体がボロボロになって引退する時にも ここで人生懸けて戦えて良かったって 思ってもらえる団体でいて欲しい」とK-1の理想のあり方を説いた。
「そして団体同士協力し合って 他のメジャースポーツやオリンピック競技、アーティストや芸能人、全てのエンターテイメントに 注目度も収入も、与える感動も 全て負けないような業界にしたい」と団体の垣根を超えて格闘技業界全体をより繁栄させたいとし、「格闘技にはそれが出来るパワーがある」と確信をつづった。
武尊は前日、「ONE」の問題点を指摘したカルロス氏の投稿に反応。カルロス氏の「“命懸けで戦ってる選手”に敬意があるからこそ、選手を食い物にするような経営構造には黙っていられないのです。裏側が腐っていれば、選手がどれだけ努力しても報われない。だからこそ、声を上げる価値があると思いませんか？」などとの投稿に対し、「ではまずは 命懸けで戦ってる K-1ファイター達に 敬意あるファイトマネーと 怪我の治療費の保証やプロのアスリートに相応しい待遇をしてあげてください」とK-1選手の待遇改善を求め、内部事情を告発する投稿を行なった。
この武尊の投稿に対し、一部でK-1を下げる発言なのではと批判的な声も上がったが、武尊自身がK-1を下げる意図はなく、K-1と格闘技業界全体をより良くしたい気持ちゆえのものだと改めて主張したかたちだ。
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