
卓球の「USスマッシュ2025」は7日(日本時間8日)、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング23位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)は同50位のリンダ・ベリストローム(スウェーデン)と対戦。ゲームカウント3-1で勝利して、2回戦進出を決めた。
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■第3Gでデュースを奪い返す
今季は世界ランキングを自身最高の12位まで上げるなど、シングルスでも国際大会で結果を残す橋本。同じカットマンのベリストローム相手の初陣では第1ゲームをデュースの末に12-14で落としたが、第2ゲーム以降に対応。第3ゲームに迎えた10-10からの2本を奪うなど要所での強さも発揮し、逆転で1回戦をものにした。
橋本は試合後に、「第1ゲームは12-14で落として流れが味方していなかった」と振り返りつつも、「第3ゲームでも差をつけられていたなか、なんとか勝利して流れを逆転させることができた」と安堵のコメント。次戦に向けては「もっと決断力を持って、なにをすべきかを明確にした上でプレーしたい」と課題を挙げた。
初めてのグランドスマッシュ大会を迎えているなか、「1回戦からトップ選手が集まってくる。グランドスマッシュ出場は初めてなので、できるだけ多くの試合に出場したい」と意気込んでおり、「大きなマーヴェリック・アリーナでプレーしたい」とメインアリーナでのプレーにも意欲を見せた。
橋本は昨年行われた「WTTファイナルズ福岡」を佐藤瞳(日本ペイントグループ)とのペアで制するなど、ダブルスでは国際大会で実績を残してきた。5日に27歳を迎えた日本屈指のカットマンが、シングルスでもインパクトを残せるかは注目となる。
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