
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は31日(日本時間9月1日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたニューヨーク・ヤンキース戦に「3番DH」で先発出場。6回の第3打席、センターオーバーの特大30号3ランを放ち、4打数1安打3打点の活躍でエンゼルスを勝利に導いた。
◆【実際の映像】大谷翔平、ジャッジの前でセンターへの130mライナー弾 会心のガッツポーズ
■天敵コールから特大3ラン
アーロン・ジャッジとのMVP争いが注目される中迎えたヤンキースとの3連戦最後の試合、大谷が千両役者ぶりを見せつけた。
6回1死一、二塁で迎えた第3打席、大谷は相手先発ゲリット・コールが投じた3球目の速球を強振し、打球角度24度のライナーでセンターへ一直線、逆転の今季30号3ランを放った。第1打席でもセンターへの大飛球を放ちながらセンター、アーロン・ヒックスの好捕に阻まれていたが、この打席でリベンジを果たした。
大谷は46本塁打を放った昨季に続く30本の大台に達し、日本人初の「2年連続30本塁打」の偉業を成し遂げた。試合はそのままエンゼルスが大谷の一発を守り切り、3-2で勝利した。
MVP争いの直接対決で注目された3連戦は、大谷、ジャッジともに2本塁打を放つ活躍を見せ、第3ラウンドは大谷が制する形となった。
◆【実際の映像】大谷翔平、ジャッジの前でセンターへの130mライナー弾 会心のガッツポーズ
◆「ジャッジはアクセルを踏み続けなければ、大谷翔平に追い抜かれる」MVPレースの行方を考察 米メディア
◆大谷翔平、盗まれた本塁打 天敵・ヤ軍コールから119m大飛球も30号ならず
文●SPREAD編集部